9.2.3. RT-KVM インスタンスの起動


リアルタイム対応のコンピュートノードで RT-KVM インスタンスを起動するには、以下の手順を実行します。

  1. オーバークラウド上に RT-KVM フレーバーを作成します。

    # openstack flavor create  r1.small 99 4096 20 4
    # openstack flavor set --property hw:cpu_policy=dedicated 99
    # openstack flavor set --property hw:cpu_realtime=yes 99
    # openstack flavor set --property hw:mem_page_size=1GB 99
    # openstack flavor set --property hw:cpu_realtime_mask="^0-1" 99
    # openstack flavor set --property hw:cpu_emulator_threads=isolate 99
  2. RT-KVM インスタンスを起動します。

    # openstack server create  --image <rhel> --flavor r1.small --nic net-id=<dpdk-net> test-rt
  3. (オプション) インスタンスが割り当てられたエミュレータースレッドを使用していることを確認します。

    # virsh dumpxml <instance-id> | grep vcpu -A1
    <vcpu placement='static'>4</vcpu>
    <cputune>
      <vcpupin vcpu='0' cpuset='1'/>
      <vcpupin vcpu='1' cpuset='3'/>
      <vcpupin vcpu='2' cpuset='5'/>
      <vcpupin vcpu='3' cpuset='7'/>
      <emulatorpin cpuset='0-1'/>
      <vcpusched vcpus='2-3' scheduler='fifo'
      priority='1'/>
    </cputune>
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