8.4. セキュリティーグループのファイアウォールの設定
データプレーンインターフェースのステートフルファイアウォールには、高いパフォーマンスが要求されます。これらのインターフェースを保護するためには、仮想ネットワーク機能 (VNF) として通信業界グレードのファイアウォールをデプロイすることを検討してください。
コントロールプレーンのインターフェースを設定するには、NeutronOVSFirewallDriver
パラメーターを openvswitch
に設定します。これにより、Red Hat OpenStack Platform Networking がフローベースの OVS ファイアウォールドライバーを使用するように設定します。この設定は、network-environment.yaml
ファイルの parameter_defaults
セクションで行います。
以下に例を示します。
parameter_defaults: NeutronOVSFirewallDriver: openvswitch
該当する場合は、データプレーンインターフェースの OVS ファイアウォールドライバーを無効にすることが重要です。そのためには、openstack port set
コマンドを使用します。
以下に例を示します。
openstack port set --no-security-group --disable-port-security ${PORT}