7.6. networking-ansible ML2 機能のテスト
ベアメタルノードの networking-ansible
設定が完了したら、動作を確かめるために機能をテストします。これを行うには、ベアメタルに関する負荷を作成する必要があります。
前提条件
- OpenStack Baremetal (ironic) サービスが設定されたオーバークラウド
-
有効な
networking-ansible
ML2 ドライバー -
スイッチのアクセス情報が含まれる
ML2HostConfigs
パラメーター - 登録済みのベアメタルノード
- スイッチ上のノード接続に使用する各ベアメタルポートの設定。このポートは、アクセスポートまたはトランクポートのいずれかです。
- 初期プロビジョニング用に OpenStack Networking (neutron) で定義された VLAN ベースのプロビジョニングネットワーク
- 内部通信用に OpenStack Networking (neutron) で定義された VLAN ベースのテナントネットワーク
- オーバークラウドで利用可能なディスクイメージとキーペア
手順
ベアメタルシステムを作成します。
アクセスポートを使用するベアメタルシステムを作成するには、以下のコマンドを実行します。
openstack server create --flavor baremetal --image overcloud-full --key default --network tenant-net test1
トランクポートを使用するベアメタルシステムを作成するには、以下のコマンドを実行します。
openstack server create --flavor baremetal --image overcloud-full --port {primary-port-uuid} --key default test1
オーバークラウドは、まずプロビジョニングネットワークにベアメタルシステムを作成します。作成が完了すると、networking-ansible
ドライバーによってスイッチ上のポート設定が変更され、ベアメタルシステムがテナントネットワークを使用するようになります。