パート IV. ケース管理の設計およびビルド
開発者は、Business Central を使用して、ケース管理できるように、Red Hat Process Automation Manager アセットを設定できます。
ケース管理はビジネスプロセス管理 (BPM) とは異なります。目標を達成するために実行する一連の手順ではなく、ケース全体で処理される実際のデータに重点を置いています。ケースデータは、自動的なケース処理における情報の中で最も重要な要素ですが、ビジネスの状況や意思決定はケース作業担当者の管理下に置かれます。
Red Hat Process Automation Manager では、Business Central に IT_Orders サンプルプロジェクトが含まれます。本書では、ケース管理の概念を説明して例を提示する場合にこのサンプルを参照します。
				ケース管理の使用ガイド のチュートリアルでは、Business Central で IT_Orders プロジェクトを作成してテストする方法を説明します。本ガイドでコンセプトを確認した後に、チュートリアルの説明に沿って、ご自身のケースプロジェクトを正常に作成してデプロイし、テストできるように進めてください。
			
前提条件
- Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.3 がインストールされている。Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.3 のインストールに関する情報は Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.3 インストールガイド を参照してください。
- Red Hat Process Automation Manager をインストールしている。Red Hat Process Automation Manager のインストールに関する情報は、Red Hat Process Automation Manager インストールの計画 を参照してください。
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						Red Hat Process Automation Manager が稼働し、userロールで Business Central にログインできる。ユーザーおよびパーミッションに関する情報は、Red Hat Process Automation Manager インストールの計画 を参照してください。
- Showcase アプリケーションがデプロイされている。Showcase アプリケーションをインストールしてログインする方法は、ケース管理への Showcase アプリケーションの使用 を参照してください。