41.3. ステージへの動的タスクの追加
					動的タスクは、REST API 要求を使用してランタイム時にケースステージに追加できます。これは、ケースインスタンスに動的タスクを追加することに似ていますが、タスクが追加されるステージの caseStageId を定義する必要もあります。
				
以下の手順に沿って、Swagger REST API ツールを使用して、Business Central で利用可能な IT_Orders サンプルプロジェクトの動的タスクをステージに追加します。Swagger のない REST API でも、同じエンドポイントを利用できます。
前提条件
- 以前の例に示されているように、IT_Orders サンプルプロジェクトの BPMN2 ケース定義は、マイルストーンではなくステージを使用して再設定できます。ケース管理向けにステージを設定する方法は、「ステージの定義」を参照してください。
手順
- Showcase アプリケーションを使用して新規ケースインスタンスを開始します。Showcase の使用に関する情報は、ケース管理への Showcase アプリケーションの使用 を参照してください。 - このケースはステージを使用して作成されているため、ケース詳細ページにはステージの追跡が表示されます。 - 最初のステージは、ケースインスタンスの開始時に自動的に開始します。 
- managerユーザーとして、Business Central の Menu- Track - Task Inbox の下で、ハードウェア明細書を承認し、ケースの進捗を確認します。 - 
									Business Central で Menu Manage Process Instances の順にクリックし、アクティブケースインスタンス IT-0000000001を開きます。
- Diagram をクリックして、ケースの進捗を表示します。
 
- 
									Business Central で Menu 
- Web ブラウザーで、以下の URL を開きます。 
- Case instances :: Case Management で利用可能なエンドポイントの一覧を開きます。
- 以下の - POSTメソッドのエンドポイントをクリックし、詳細を開きます。- /server/containers/{id}/cases/instances/{caseId}/stages/{caseStageId}/tasks
- Try it out をクリックして、以下のパラメーターを完了します。 - Expand - 表41.1 パラメーター - 名前 - 説明 - id- itorders- caseId- IT-0000000001- caseStageId- Order delivery- caseStageIdは、ケース定義に含まれるステージ名です。このケース定義で、動的タスクが作成されます。これには、動的またはサービスタスクペイロードを指定できます。Red Hat Process Automation Manager でのプロセスサービスの開発 を参照してください。
動的タスクをステージに追加したら、ステージを完了して、ケースフローの次の項目にプロセスを進ませるために、その動的タスクを完了する必要があります。
