1.2. Red Hat Quay 3.6 の設定の更新


1.2.1. 新規設定フィールド

以下の設定フィールドが Red Hat Quay 3.6 で導入されました。

パラメーター説明

FEATURE_EXTENDED_REPOSITORY_NAMES

ネストされたリポジトリーと拡張リポジトリー名のサポートが追加されました。この変更により、特定の OpenShift Container Platform ユースケースに必要なリポジトリー名で / を使用できるようになります。詳細は、ネストされたリポジトリーの設定 を参照してください。

FEATURE_USER_INITIALIZE

true に設定すると、API /api/v1/user/initialize によって最初の User アカウントを作成できます。詳細は、自動化のための Red Hat Quay の事前設定 を参照してください。

ALLOWED_OCI_ARTIFACT_TYPES

Helm、cosign、および ztsd 圧縮スキームアーティファクトはデフォルトで Red Hat Quay 3.6 に組み込まれています。デフォルトでサポートされていないその他の Open Container Initiative (OCI) メディアタイプについては、Quay の config.yamlALLOWED_OCI_ARTIFACT_TYPES 設定に追加できます。詳細については、他の OCI メディアタイプを Quay に追加する を参照してください。

CREATE_PRIVATE_REPO_ON_PUSH

レジストリーユーザーは、セキュリティーのニーズに応じて、config.yamlCREATE_PRIVATE_REPO_ON_PUSHTrue または False に設定できるようになりました。

CREATE_NAMESPACE_ON_PUSH

存在しない組織にプッシュした場合に、組織を自動的に作成するように設定できるようになりました。

1.2.2. 非推奨の設定フィールド

以下の設定フィールドは、Red Hat Quay 3.6 で廃止されました。

パラメーター説明

FEATURE_HELM_OCI_SUPPORT

このオプションは廃止され、Red Hat Quay の将来のバージョンでは削除される予定です。Red Hat Quay 3.6 では、Helm アーティファクトがデフォルトでサポートされ、FEATURE_GENERAL_OCI_SUPPORT プロパティーに含まれています。ユーザーは、サポートを有効にするために config.yaml ファイルを更新する必要がなくなりました。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.