5.4. Operator を使用した OCI および Helm の設定
Quay の設定のカスタマイズは、設定バンドルを含むシークレットで提供できます。以下のコマンドを実行して、quay-config-bundle
という新規シークレットを適切な namespace に作成します。これには、OCI サポートを有効にするために必要なプロパティーが含まれます。
quay-config-bundle.yaml
apiVersion: v1 stringData: config.yaml: | FEATURE_GENERAL_OCI_SUPPORT: true FEATURE_HELM_OCI_SUPPORT: true kind: Secret metadata: name: quay-config-bundle namespace: quay-enterprise type: Opaque
Red Hat Quay 3.7 の時点で、FEATURE_HELM_OCI_SUPPORT
は非推奨になり、Red Hat Quay の将来のバージョンで削除される予定です。Red Hat Quay 3.6 では、Helm アーティファクトがデフォルトでサポートされ、FEATURE_GENERAL_OCI_SUPPORT
プロパティーに含まれています。ユーザーは、サポートを有効にするために config.yaml ファイルを更新する必要がなくなりました。
シークレットを適切な namespace に作成します (この例では quay-enterprise
です)。
$ oc create -n quay-enterprise -f quay-config-bundle.yaml
spec.configBundleSecret
フィールドのシークレットを指定します。
quay-registry.yaml
apiVersion: quay.redhat.com/v1 kind: QuayRegistry metadata: name: example-registry namespace: quay-enterprise spec: configBundleSecret: quay-config-bundle
指定された設定でレジストリーを作成します。
$ oc create -n quay-enterprise -f quay-registry.yaml