1.31. バージョン 3.5.0


1.31.1. quay / clair / quay-builder

注:

現時点で、FIPS 対応の OCP クラスターまたは RHEL システムで実行する場合、Quay の一部の機能は利用できません。

  • FEATURE_MAILING は、ユーザー作成の検証、脆弱性の通知、およびログのエクスポートについては機能しません。
  • Azure オブジェクトストレージは、ハッシュ化のために利用できません。
  • 非推奨の app-registry は機能しません。

テクノロジープレビュー

  • 変更内容が必須であるため、既存の Red Hat Quay ビルダーを削除し、完全に書き換える必要があります。これにより機能性が失われるため、新規ビルダーが テクノロジープレビュー としてリリースされます。現時点では、サンドボックス仮想マシンに Red Hat CoreOS を使用した OpenShift/Kubernetes でのみビルドを利用できます。内部ビルドマネージャーも gRPC を使用するために完全に再作成され、数多くのコアの問題が解決されました。設定時には、指定のドキュメントを慎重に確認してください。

非推奨:

  • Clair V2 (clair-jwt): Clair V4 が一般公開され、このバージョンの Clair は非推奨となりました。本リリースでは、Clair V4 に移行することが推奨されます。Clair V2 は次のリリースで完全に削除される予定です。
  • アプリケーションレジストリー (App Registry): アプリケーションレジストリー機能を使用する場合は、OCI 標準コンテナー形式を使用する Helm V3 などの別のアプリケーションストレージソリューションへの移行を開始する必要があります。アプリケーションレジストリーは次のリリースで完全に削除されます。

修正:

  • FIPS 対応の OCP クラスターで実行されている quay を修正しました。
  • 設定バンドルにない場合の LDAP_USER_FILTER の検証を修正しました。
  • 内部で使用される jQuery をアップグレードしました。
  • TLS1.0 および TLS1.1 暗号化の使用を排除しました。
  • オブジェクトストレージが Swift の場合の、アップロードされた Dockerfile のビルドを修正しました。
  • リポジトリーカウントチェッカー UI の空白エラーを修正しました。
  • (CVE-2020-1747) PyYAML を更新しました。
  • リンクされたすべてのイメージの quay.expires-after ラベルを修正しました。
  • Helm チャートのサポートが一般で利用可能になりました。
  • 設定バンドルでの SMTP の検証を修正しました。
  • gitlab トリガービルドイメージが設定されたストレージを反映するように修正しました。
  • OIDC セッションが URL で無効な状態を送信する問題を修正しました。
  • カスタム OIDC 外部認証が PREFERRED_URL_SCHEME 設定を無視する問題を修正しました。
  • 設定エディターが同じページでリンクを開く問題を修正しました。
  • デフォルトでない場合に USERFILES_LOCATION を有効なストレージに設定する問題を修正しました。
  • ユーザー確認画面の入力ミスを修正しました。
  • コンテナーから未使用の nodejs を削除する問題を修正しました。
  • デフォルトの MAIL_DEFAULT_SENDER 設定値を修正しました。
  • 設定エディターで、デフォルトタグの有効期限の表示を修正しました。
  • (CVE-2020-13757) python-cryptography を優先し、python-rsa パッケージの使用を排除しました。
  • リポジトリーに公開する github アクションのサポートを追加しました。
  • Clair アップデーター URL を文書化しました。

1.31.2. quay-operator

注: 新規の quay-operator OCP モニターダッシュボードでは、Operator をすべての namespace にインストールする必要があります (デフォルト)。単一の namespace にインストールされている場合、monitoring コンポーネントは管理されず、インストールされません。

  • quay-operator での非接続の clair の使用について文書化しました。
  • OCP コンソールに表示される quay-operator バージョンを修正しました。
  • マネージドルートコンポーネントのある設定バンドルの BUILDMAN_HOSTNAME を修正しました。
  • OCP モニタリングのインテグレーションを追加しました。

1.31.3. quay-container-security-operator

  • FEATURE_ANONYMOUS_ACCESS が false に設定されている場合のセキュリティーのメタデータの読み取りを修正しました。
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