第14章 ISO イメージの管理
Red Hat Satellite 6 を使用して、Red Hat のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)または他のソースからの ISO イメージを保存できます。仮想マシンイメージなどの他のファイルをアップロードしたり、リポジトリーに公開したりすることも可能です。
14.1. Red Hat からの ISO イメージのインポート
Red Hat CDN では、特定製品の ISO イメージを提供しています。このコンテンツをインポートする手順は、RPM コンテンツのリポジトリーを有効にする手順と似ています。
手順
Red Hat ISO イメージをインポートするには、以下の手順を実行します。
- Satellite Web UI で、コンテンツ > Red Hat リポジトリー に移動します。
-
検索 フィールドで、
Red Hat Enterprise Linux 7 Server (ISOs)
などのイメージ名を入力します。 - 利用可能なリポジトリーウィンドウで、Red Hat Enterprise Linux 7 Server (ISOs) をデプロイメントします。
- x86_64 7.2 エントリーでは、有効化 アイコンをクリックして、対象のイメージのリポジトリーを有効にします。
- コンテンツ > 製品 に移動して、Red Hat Enterprise Linux Server をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux Server ウィンドウの Repositories タブをクリックして、Red Hat Enterprise Linux 7 Server ISOs x86_64 7.2 をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux 7 Server ISOs x86_64 7.2 ウィンドウの右上で、アクションの選択 をクリックして、同期開始 を選択します。
同期のステータスの表示方法
- Web UI で、コンテンツ > 同期の状態 に移動し、たとえば、Red Hat Enterprise Linux Server をデプロイメントします。
CLI をご利用の場合
file
リポジトリーの Red Hat Enterprise Linux Server 製品を特定します。# hammer repository-set list \ --product "Red Hat Enterprise Linux Server" \ --organization "My_Organization" | grep "file"
Red Hat Enterprise Linux 7.2 Server ISO の
file
リポジトリーを有効にします。# hammer repository-set enable \ --product "Red Hat Enterprise Linux Server" \ --name "Red Hat Enterprise Linux 7 Server (ISOs)" \ --releasever 7.2 \ --basearch x86_64 \ --organization "My_Organization"
製品のリポジトリーの場所を特定し、同期します。
# hammer repository list \ --product "Red Hat Enterprise Linux Server" \ --organization "My_Organization" # hammer repository synchronize \ --name "Red Hat Enterprise Linux 7 Server ISOs x86_64 7.2" \ --product "Red Hat Enterprise Linux Server" \ --organization "My_Organization"