7.6. Capsule Server へのライフサイクル環境の追加
Capsule Server でコンテンツ機能が有効な場合は、環境を追加して、Capsule が Satellite Server のコンテンツを同期し、コンテンツをホストシステムに提供できるようにする必要があります。
ライブラリー ライフサイクル環境は、CDN がリポジトリーを更新するたびに自動 Capsule が同期されるようになるため、Capsule Server に割り当てないでください。これにより、Capsule 上の複数のシステムリソース、Satellite と Capsule 間のネットワーク帯域幅、および Capsule 上の利用可能なディスク領域を消費する場合があります。
Satellite Server の Hammer CLI または Satellite Web UI を使用できます。
手順
ライフサイクル環境を Capsule Server に追加するには、以下の手順を実行します。
- Satellite Web UI で、Infrastructure > Capsule に移動し、ライフサイクルを追加する Capsule を選択します。
- Edit をクリックしてから、Life Cycle Environments タブをクリックします。
- 左側のメニューから、Capsule に追加するライフサイクル環境を選択し、Submit をクリックします。
- Capsule のコンテンツを同期するには、Overview タブをクリックして Synchronize をクリックします。
Optimized Sync または Complete Sync を選択します。
各同期タイプの定義については、「リポジトリーの復旧」 を参照してください。
CLI をご利用の場合
Satellite Server で、Capsule Server の全リストを表示するには、以下のコマンドを入力します。
# hammer capsule list
ライフサイクルを追加する Capsule の Capsule ID を書き留めます。
その ID を使用して、Capsule Server の詳細を確認します。
# hammer capsule info --id capsule_id
利用可能なライフサイクル環境を確認し、環境 ID を書き留めます。
# hammer capsule content available-lifecycle-environments \ --id capsule_id
Capsule Server で利用可能なライフサイクル環境を表示するには、以下のコマンドを入力して、組織名と ID をメモします。
# hammer capsule content available-lifecycle-environments --id capsule_id
ライフサイクル環境を Capsule Server に追加します。
# hammer capsule content add-lifecycle-environment \ --id capsule_id --organization "My_Organization" \ --environment-id environment_id
Capsule Server に追加する各ライフサイクル環境に対して手順を繰り返します。
Satellite から Capsule にコンテンツを同期します。
Satellite Server 環境のすべてのコンテンツを Capsule Server に同期するには、以下のコマンドを実行します。
# hammer capsule content synchronize --id capsule_id
Satellite Server 環境の特定のライフサイクル環境を Capsule Server と同期するには、以下のコマンドを実行します。
# hammer capsule content synchronize --id external_capsule_id \ --environment-id environment_id