6.5. カスタム RPM リポジトリーの追加
以下の手順を使用して、Satellite でカスタム RPM リポジトリーを追加します。
Satellite Web UI の製品ウィンドウには、Repo Discovery 機能があり、URL からすべてのリポジトリーを見つけ、どのリポジトリーを自分のカスタム製品に追加するかを選択できます。たとえば、リポジトリーの検出 を使用して、http://yum.postgresql.org/9.5/redhat/
を検索し、Red Hat Enterprise Linux の各バージョンおよびアーキテクチャー用のすべてのリポジトリーをリスト表示することができます。これにより、1 つのソースから複数のリポジトリーをインポートする時間を節約できます。
カスタム RPM のサポート
Red Hat は、サードパーティーのサイトから直接アップストリームの RPM をサポートしていません。これらの RPM は同期プロセスのデモに使用されます。これらの RPM に関する問題は、サードパーティーの開発者に連絡してください。
手順
- Satellite Web UI で、コンテンツ > 製品 に移動し、使用する製品を選択して、リポジトリーの作成 をクリックします。
- Name フィールドに、リポジトリーの名前を入力します。Red Hat Satellite 6 では、名前 に入力した内容に基づいて Label フィールドに値が自動的に入力さ れ ます。
-
タイプ のリストから、リポジトリーのタイプを選択します。RPM ファイル (
yum
)、Puppet モジュール (puppet
)、または Docker イメージ (docker
) のいずれかのリポジトリーを選択できます。 - URL フィールドに、ソースとして使用する外部リポジトリーの URL を入力します。
- ダウンロードポリシー リストから、Satellite Server が実行する同期の種類を選択します。
- 同期時のミラー チェックボックスが選択されていることを確認します。アップストリームのリポジトリーにないコンテンツが同期中に削除されるようにします。
- チェックサム のリストから、リポジトリーのチェックサムタイプを選択します。
- オプション: 必要に応じて、HTTP 経由で公開 チェックボックスの選択を解除して、このリポジトリーの HTTP 経由での公開を無効にできます。
- オプション: GPG キー のリストから、製品の GPG キーを選択します。
- 保存 をクリックします。
製品のウィンドウで即時同期を実行する場合は、今すぐ同期 をクリックします。
CLI をご利用の場合
以下のコマンドを実行してリポジトリーを作成します。
# hammer repository create \ --name "My_Repository" \ --content-type "yum" \ --publish-via-http true \ --url http://yum.postgresql.org/9.5/redhat/rhel-7-x86_64/ \ --gpg-key "My_Repository" \ --product "My_Product" \ --organization "My_Organization"
リポジトリーを同期します。
# hammer repository synchronize \ --name "My_Repository" \ --product "My Product" \ --organization "My_Organization"