29.3. 基本的なユーザークレデンシャル


HornetQ には、ユーザークレデンシャル (ユーザー名とパスワード) とロール情報を hornetq-users.properties および hornetq-users.roles ファイルから読み取るセキュリティーマネージャー実装が同梱されます。これら両方のファイルは実行するプロファイル内の /conf/props/ ディレクトリに存在します。
ユーザークレデンシャルおよびロールはこれらのファイルに簡単に追加できます。
例29.1「hornetq-users.properties サンプルファイル」 and 例29.2「hornetq-users.roles サンプルファイル」 には 4 つのユーザーが含まれます。各ユーザーは .properties ファイルと .roles ファイルの両方で指定されます。
各ファイルのコメントの構文に従い、各ユーザーに一意のパスワードを割り当て、ロールを各ユーザーに割り当てて変更できる HornetQ の部分を制御します。

例29.1 hornetq-users.properties サンプルファイル

#
# user=password
#
guest=guest
tim=marmite
andy=doner_kebab
jeff=camembert
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例29.2 hornetq-users.roles サンプルファイル

#
# user=role1,role2,...
#
guest=guest
tim=admin
andy=admin,guest
jeff=europe-users,guest
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注意すべき最初のことは、両方のファイルで定義されたゲストユーザーです。セッションの作成時にクライアントがユーザー名/パスワードを指定しない場合、ユーザーはゲストと分類されます。この場合、これらはユーザーゲストとなり、ゲストと呼ばれるロールを持ちます。デフォルトのユーザーに対して複数のロールを指定できます。
ロール admin を持つ tim、ロール adminguest を持つ andy、ロール europe-usersguest を持つ jeff の 3 つのユーザーがあります。
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