22.3. ページングモード


アドレスに配信されたメッセージが設定されたサイズを超えた場合は、すぐにそのアドレスだけがページモードに変わります。

注記

ページングは、各アドレスに対して個別に行われます。アドレスに対して max-size-bytes を設定すると、一致する各アドレスで、最大サイズが指定されます。これは、一致するすべてのアドレスの合計サイズが max-size-bytes に制限されることを意味しないことに注意してください。

22.3.1. 設定

設定は、JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-configuration.xml のアドレス設定で行われます。
<address-settings>
   <address-setting match="jms.someaddress">
      <max-size-bytes>104857600</max-size-bytes>
      <page-size-bytes>10485760</page-size-bytes>
      <address-full-policy>PAGE</address-full-policy>
   </address-setting>
</address-settings>
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これは、アドレス設定で利用可能なパラメーターのリストです。
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表22.1 ページングアドレス設定
プロパティー名 説明 デフォルト
max-size-bytes ページモードになる前にアドレスが持つことができる最大メモリー。 -1 (無効)
page-size-bytes ページングシステムで使用される各ページファイルのサイズ 10MiB (10 * 1024 * 1024 バイト)
address-full-policy ページングを有効にするには、これを PAGE に設定する必要があります。
  • 値が PAGE の場合、それ以降のメッセージはディスクにページングされます。
  • 値が DROP の場合、追加のメッセージはサイレント状態でドロップされます。
  • 値が BLOCK の場合、クライアントメッセージプロデューサーは追加のメッセージを送信しようとしたときにブロックされます。
PAGE
page-max-cache-size ページングナビゲーション中に入力/出力サイクルを最適化するためにメモリーに保持されるページファイルの数を指定します。 5
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