29.6. HornetQ セキュリティーマネージャー
HornetQ セキュリティーマネージャーは、JBoss Enterprise Application Platform セキュリティーモデルと密接に統合されます。
このセキュリティーマネージャーのクラス名は
org.hornetq.integration.jboss.security.JBossASSecurityManager です。
JBossASSecurityManager の設定方法の例は JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-jboss-beans.xml で説明されています。
29.6.1. クライアントログインの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
JBoss Enterprise Application Platform はクライアントログインを許可するよう設定できます。これは、Servlet や EJB などの Java EE コンポーネントが現在のセキュリティーコンテキストでセキュリティクレデンシャルを設定し、これらがコール全体で使用される場合に有用です。
HornetQ は、
JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-jboss-beans.xml で allowClientLogin プロパティーを true (デフォルト値は false) に変更することによりメッセージを送信または消費する場合に これらの設定を使用します。これにより、HornetQ 認証は省略され、提供されたセキュリティーコンテキストが伝播されます。
HornetQ が伝播されたセキュリティーを使用して認証する必要がある場合は、
allowClientLogin の他に、authoriseOnClientLogin を true に設定します。