第20章 メッセージの期限切れ


メッセージは、メッセージの送信時にオプションの存続期間 (TimeToLive) で設定できます。
HornetQ は、存続期間が過ぎた後にメッセージをコンシューマーに配信しません。存続期間に到達する前にメッセージが配信されない場合は、サーバーがメッセージを破棄できます。
HornetQ アドレスには、期限切れアドレスを割り当てることができます。したがって、メッセージの期限が切れた場合に、アドレスがキューから削除され、期限切れアドレスに送信されます。期限切れアドレスには多くのさまざまなキューをバインドできます。これらの期限切れメッセージは、後で消費して詳しく調査できます。

20.1. メッセージの期限切れ

HornetQ コア API を使用する場合は、メッセージに直接期限を設定できます。
// message will expire in 5000ms from now
message.setExpiration(System.currentTimeMillis() + 5000);
Copy to Clipboard Toggle word wrap
JMS MessageProducer を使用すると、送信されるメッセージに対して TimeToLive を設定できます。
// messages sent by this producer will be retained for 5s (5000ms) before expiration           
producer.setTimeToLive(5000);
Copy to Clipboard Toggle word wrap
期限切れアドレスから消費される期限切れメッセージは、以下のプロパティーを持っています。
HQ_ORIG_ADDRESS
期限切れメッセージの元のアドレスを含む文字列プロパティー
HQ_ACTUAL_EXPIRY
期限切れメッセージの実際の期限を含む Long のプロパティー
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat