40.2. クライアントサイドスレッド管理


クライアントサイドで、HornetQ は、単一のスタティックスケジュールスレッドプールと、JVM インスタンスの同じクラスローダーを使用してすべてのクライアントが使用する単一のスタティック汎用スレッドプールを維持します。
スタティックスケジュールスレッドプールの最大サイズは 5 スレッドであり、汎用スレッドプールはバインドされない最大サイズを持ちます。
また、必要な場合は、各 ClientSessionFactory インスタンスがこれらのスタティックプールを使用せず、独自のスケジュールおよび汎用プールを維持するよう HornetQ を設定できます。ClientSessionFactory から作成されたすべてのセッションは代わりにこれらのプールを使用します。
ClientSessionFactory インスタンスが独自のプールを使用するよう設定するには、作成後すぐに適切なセッターメソッドを使用します。以下に例を示します。
ClientSessionFactory myFactory = HornetQClient.createClientSessionFactory(...);
myFactory.setUseGlobalPools(false);
myFactory.setScheduledThreadPoolMaxSize(10);
myFactory.setThreadPoolMaxSize(-1);
Copy to Clipboard Toggle word wrap
JMS API の使用時に、ClientSessionFactory で同じパラメーターを設定し、ConnectionFactory インスタンスを作成します。以下に例を示します。
ConnectionFactory myConnectionFactory = HornetQJMSClient.createConnectionFactory(myFactory);
Copy to Clipboard Toggle word wrap
JNDI を使用して HornetQConnectionFactory インスタンスをインスタンス化する場合は、接続ファクトリーを定義する JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-jms.xml ファイルでこれらのパラメーターを設定することもできます。以下に、例を示します。
<connection-factory name="NettyConnectionFactory">
   <connectors>
      <connector-ref connector-name="netty"/>
   </connectors>
   <entries>
      <entry name="/ConnectionFactory"/>
      <entry name="/XAConnectionFactory"/>
   </entries>
   <use-global-pools>false</use-global-pools>
   <scheduled-thread-pool-max-size>10</scheduled-thread-pool-max-size>
   <thread-pool-max-size>-1</thread-pool-max-size>
</connection-factory>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat