32.3. 再接続/再割り当て属性の設定
JMS を使用しており、JMS 接続ファクトリーインスタンスを JNDI にロードするためにサーバー上の JMS サービスが使用されている場合は、
JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-jms.xml で以下のパラメータを指定できます。
retry-interval- 再接続間の時間 (ミリ秒単位) を定義するオプションのパラメータ (対象サーバーへの接続が失敗した場合)。デフォルト値は
2000ミリ秒です。 retry-interval-multiplier- 次の再試行までの時間を計算するために最後の再試行以降の時間に適用する乗数を定義するオプションのパラメータ。つまり、再試行間の時間は試行の失敗ごとに指数的に増加します。デフォルト値
1.0であり、各再接続試行を等間隔で設定します。 max-retry-interval- 再試行間の最大間隔をミリ秒単位で定義するオプションのパラメータ。
retry-interval-multiplierが設定された場合であっても、再試行間の間隔はこの値よりも大きくなりません。デフォルト値は2000ミリ秒です。 reconnect-attempts- 再接続の試行を停止し、シャットダウンするまでの、再接続試行の合計数を定義するオプションのパラメータ。値が
-1の場合は、制限がない再試行回数が設定されます。デフォルト値は0です。
JMS を使用しており、JMS 接続ファクトリーを直接インスタンス化している場合は、作成直後に
HornetQConnectionFactory で適切な setter メソッドを使用してパラメータを指定できます。
コア API を使用し、
ClientSessionFactory インスタンスを直接インスタンス化している場合は、作成直後に ClientSessionFactory で適切な setter メソッドを使用してパラメータを指定することもできます。
クライアントが再接続を行い、セッションがサーバーで利用可能でなくなった場合 (たとえば、サーバーが再起動された場合、またはタイムアウトになった場合) は、クライアントは再割り当てを行うことができず、接続で登録されたすべての
ExceptionListener または SessionFailureListener インスタンスが呼び出されます。
注記
登録された JMS
ExceptionListener または Core SessionFailureListener インスタンスは、クライアントの再接続または再割り当てが行われたときに呼び出されます。