31.4.4. タイムアウトおよび JMS ブリッジ
ターゲットまたはソースサーバーがある時点で利用可能でないことがあります。この場合は、JMS ブリッジ定義で指定されたように、ブリッジが
Failure Retry Interval ミリ秒ごとにMax Retries の回数、再接続しようとします。
ただし、サードパーティーの JNDI が使用されているため (この場合は、JBoss ネーミングサーバー)、JNDI ルックアップ中にネットワークが失われた場合に JNDI ルックアップがハングすることがあります。このことを防ぐために、 ハングした場合にタイムアウトするよう JNDI 定義を設定できます。これを行うには、初期コンテキスト定義で
jnp.timeout と jnp.sotimeout を設定します。jnp.timeout は初期接続のタイムアウトを設定し、jnp.sotimeout はソケットの読み取りタイムアウトを設定します。
注記
初期 JNDI 接続が成功すると、Remote Method Invocation (RMI) を使用してすべてのコールが行われます。RMI 接続のタイムアウトを制御する場合は、システムプロパティーを使用して行えます。JBoss は Oracle の RMI を使用します。これらのプロパティー については、ここを参照してください。デフォルトの接続タイムアウトは 10 秒であり、デフォルトの読み取りタイムアウトは 18 秒です。
JMS リソースをルックアップするために独自のファクトリーを実装する場合は、タイムアウトの問題に注意する必要があります。