28.2. JMX を介した管理の使用


HornetQ は、JMX を使用して管理できます。
管理 API は、MBean インターフェースを使用して HornetQ によって公開されます。HornetQ は、ドメイン org.hornetq でリソースを登録します。
たとえば、JMS キューexampleQueue を管理する ObjectName は、以下のようになります。
org.hornetq:module=JMS,type=Queue,name="exampleQueue"
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MBean は以下のようになります。
org.hornetq.api.jms.management.JMSQueueControl
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MBean ObjectName は、ヘルパークラスorg.hornetq.api.core.management.ObjectNameBuilder を使用して構築されます。また、jconsole を使用して管理する MBean のObjectName を見つけることもできます。
JMX を使用した HornetQ の管理は、JMX を使用した Java アプリケーションの管理と同じです。これは、リフレクションによって、または MBean のプロキシを作成することによって実行できます。

28.2.1. JMX の設定

デフォルトでは、JMX は、HornetQ を管理するために有効になります。これは、JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-configuration.xmljmx-management-enabledfalse に設定することにより無効にできます。
<!-- false to disable JMX management for HornetQ -->
<jmx-management-enabled>false</jmx-management-enabled>
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JMX が有効な場合、HornetQ は、 jconsole を使用してローカルで管理できます。

注記

JMX に対するリモート接続は、セキュリティー上の理由からデフォルトで有効になりません。システムプロパティーは、run.sh または run.bat スクリプトで設定する必要があります。
デフォルトでは、HornetQ サーバーは JMX ドメイン "org.hornetq" を使用します。複数の HornetQ サーバーを同じ MBeanServer から管理するために、JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-configuration.xmljmx-domain を設定することにより、各 HornetQ サーバーに対して JMX ドメインを設定できます。
<!-- use a specific JMX domain for HornetQ MBeans -->
<jmx-domain>my.org.hornetq</jmx-domain>
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