17.9. 再帰クエリーの変更


ipa-client-install スクリプトは、IdM DNS ドメイン外にあるホストに対して名前解決を可能にする設定ステートメントを /etc/named.conf ファイルに設定します。(これには、DNS が設定され、フォワーダーが設定されている状態で IdM サーバーを設定する必要があります。) つまり、すべてのホストが、設定されたフォワーダーに対して再帰クエリーを発行できることを意味します。
デフォルトでは、設定されたフォワーダーに対して再帰クエリーを実行することが許可されます。IdM インストールスクリプトは、/etc/named.conf ファイルに自動的に行を追加して、再帰クエリーを許可します。
        forward first;
        forwarders { 10.16.36.29; };
        allow-recursion { any; };
Copy to Clipboard Toggle word wrap
この動作は allow-recursion ステートメントで変更できます。
  1. /etc/named.conf ファイルを開きます。
  2. allow-recursion ステートメントをリセットします。これは、デフォルトで any に設定され、すべてのホストがすべてのフォワーダーに対して名前を解決できるようにします。
            forward first;
            forwarders { 10.16.36.29; };
            allow-recursion { any; };
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. named サービスを再起動します。
    service named restart
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
ネームサーバーのドキュメントでは、設定ステートメントの編集に関する詳細が記載されています。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat