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13.4. 自動マウントマップの NIS クライアントへの公開

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システムで NIS サービスが有効になっていると、IdM サーバーは、NIS ドメインを IdM ドメイン名に設定し、NIS ドメインの passwd、group および netgroup マップとして、IdM ユーザー、グループ、netgroup を追加できます。
自動マウントマップがすでに定義されている場合は、これらのマップを Identity Management の NIS 設定に手動で追加して、NIS クライアントに公開する必要があります。NIS サーバーは、IdM LDAP ディレクトリーの特別なプラグインエントリーで管理されます。これはコンテナーエントリーで、NIS サーバーによって使用される各 NIS ドメインとマップは、そのコンテナーの下にある子エントリーとして設定されます。NIS ドメインエントリーには、NIS ドメイン名、NIS マップ名、NIS マップのコンテンツとして使用するディレクトリーエントリーの検索方法、および NIS マップのキーおよび値として使用する属性が必要です。これら設定のほとんどは、各マップで同じものになります。
IdM サーバーは、IdM ディレクトリーツリーの cn=automount ブランチに、自動マウントの場所別にグループ化された自動マウントマップを保存します。
NIS のドメインおよびマップは、ldapadd などの LDAP ツールを使用してディレクトリーを直接編集して、追加します。たとえば、以下は、default という名前の場所に、nisserver という名前のサーバーに、auto.example という名前で指定した自動マウントマップを追加します。
[root@server ~]# ldapadd -h nisserver.example.com -x -D "cn=Directory Manager" -w secret

dn: nis-domain=example.com+nis-map=auto.example,cn=NIS Server,cn=plugins,cn=config
objectClass: extensibleObject
nis-domain: example.com
nis-map: auto.example
nis-filter: (objectclass=automount)
nis-key-format: %{automountKey}
nis-value-format: %{automountInformation}
nis-base: automountmapname=auto.example,cn=default,cn=automount,dc=example,dc=com
設定された全マップに対して、同様の追加操作を実行する必要があります。
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