17.6.7. ゾーン転送の有効化
ネームサーバーはゾーンの権威データを維持します。ゾーンに変更が加えられるため、これらの変更は DNS ドメインのネームサーバーに送信および配布される必要があります。ゾーン転送 は、リソースレコードを 1 つのネームサーバーから別のネームサーバーに移動します。権威転送 (AXFR)は、ゾーンの権限のあるデータを含むゾーン転送です (増分転送とは逆で、即時ゾーンの変更のみを提供します)。
17.6.7.1. UI でのゾーン転送の有効化
他の DNS ゾーン設定 (「Web UI でのゾーン設定編集」) と同様に、ゾーン転送設定は指定の DNS ゾーンの Settings タブにあります。
ゾーンレコードを転送できるネームサーバーの一覧を設定します。フィールドに入力するか、Add をクリックして新規 IP アドレスをネームサーバー一覧に追加します。
図17.4 DNS ゾーンの転送設定
![DNS ゾーンの転送設定](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Identity_Management_Guide-ja-JP/images/e87b9493cd9a6c549a27d15d185752c9/dns-edit-transfer.png)