15.5.4. 同期された Windows サブツリーの変更
同期合意を作成すると、同期されたユーザーデータベースとして使用する 2 つのサブツリーが自動設定されます。IdM の場合、デフォルトは cn=users,cn=accounts,$SUFFIX となり、Active Directory の場合、デフォルトは CN=Users,$SUFFIX となります。
--win-subtree
オプションを使用して同期合意が作成されると、Active Directory サブツリーの値はデフォルト以外の値に設定できます。この合意の作成後に、ldapmodify コマンドを使用し、同期合意エントリー内の nsds7WindowsReplicaSubtree
値を編集して Active Directory サブツリーを変更できます。
- ldapsearch を使用して、同期合意の名前を取得します。この検索は、エントリー全体ではなく、
dn
およびnsds7WindowsReplicaSubtree
属性の値のみを返します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 同期合意の変更
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新規のサブツリー設定は即時に有効になります。同期操作が実行中の場合は、現在の操作が完了するとすぐに有効になります。