4.10. Fence kdump
kdump
クラッシュリカバリーサービスのフェンスエージェント fence_kdump
で使用されるフェンスデバイスのパラメータを 表4.11「Fence kdump」 に示します。fence_kdump
は従来のフェンシングメソッドの代替ではありません。fence_kdump
で行えるのはノードが kdump
クラッシュリカバリーサービスに入ったことを検知するだけです。従来の電源フェンスメソッドで排他処理が行われる前に kdump
クラッシュリカバリーサービスを完了させることができます。
luci フィールド | cluster.conf 属性 | 詳細 |
---|---|---|
Name | name | fence_kdump デバイスの名前です |
IP Family | family | IP ネットワークファミリー、デフォルト値は auto です |
IP Port (optional) | ipport | fence_kdump エージェントによってメッセージのリッスンに使用される IP ポート番号、デフォルト値は 7410 です |
Operation Timeout (秒) (オプション) | timeout | 障害が発生したノードからのメッセージを待機する秒数です |
Node name | nodename | フェンシングを行うノードの名前または IP アドレスです |