4.12. Fujitsu-Siemens RemoteView Service Board (RSB)
Fujitsu-Siemens RemoteView Service Board (RSB) のフェンスエージェント
fence_rsb
で使用するフェンスデバイスのパラメータを 表4.13「Fujitsu Siemens Remoteview Service Board (RSB)」 に示します。
luci フィールド | cluster.conf 属性 | 説明 |
---|---|---|
Name | name | フェンスデバイスとして使用する RSB 名 |
IP Address or Hostname | ipaddr | デバイスに割り当てているホスト名 |
Login | login | デバイスへのアクセスに使用するログイン名 |
Password | passwd | デバイスへの接続を認証する際に使用するパスワード |
Password Script (optional) | passwd_script | フェンスデバイスへのアクセス用パスワードを与えるスクリプト (これを使用するとスクリプトの方が | パラメータより優先される)
TCP Port | ipport | telnet サービスがリッスンするポート番号、 デフォルト値は 3172 |
Force Command Prompt | cmd_prompt | 使用するコマンドプロンプト、 デフォルト値は '\$' |
Power Wait (seconds) | power_wait | 電源オフまたは電源オンのコマンド発行後の待機秒数 |
Delay (seconds) | delay | フェンシング開始までに待機させる秒数、デフォルト値は 0 です |
Power Timeout (seconds) | power_timeout | 電源オンまたは電源オフのコマンドを発行後、状態変更のテストまで待機させる秒数、デフォルト値は 20 です |
Shell Timeout (seconds) | shell_timeout | コマンド発行後にコマンドプロンプトを待機させる秒数、デフォルト値は 3 です |
Login Timeout (seconds) | login_timeout | ログイン後にコマンドプロンプトを待機させる秒数、デフォルト値は 5 です |
Times to Retry Power On Operation | retry_on | 電源オンの動作を再試行する回数、デフォルト値は 1 です |
Fujitsu-Siemens RSB のフェンスデバイスを追加する際に使用する設定画面を図4.11「Fujitsu-Siemens RSB」 に示します。
図4.11 Fujitsu-Siemens RSB
Fujitsu-Siemens RSB デバイス用のフェンスデバイスインスタンスを作成するコマンドです。
ccs -f cluster.conf --addfencedev fsrbtest1 agent=fence_rsb ipaddr=192.168.0.1 login=root passwd=password123 \ telnet_port=3172
cluster.conf
ファイル内の fence_rsb
デバイス用のエントリーを以下に示します。
<fencedevices> <fencedevice agent="fence_rsb" ipaddr="192.168.0.1" login="root" name="fsrsbtest1" passwd="password123" telnet_port="3172"/> </fencedevices>