2.2. ノードおよびエンタイトルメントの設定
3scale を OpenShift にデプロイする前に、環境が Red Hat Ecosystem Catalog からイメージを取得するのに必要なノードおよびエンタイトルメントを設定する必要があります。ノードとエンタイトルメントを設定するには、以下の手順を実施します。
手順
- 各ノードに Red Hat Enterprise Linux (RHEL) をインストールします。
- インターフェイス または コマンドライン で Red Hat Subscription Manager (RHSM) を使用し、Red Hat にノードを登録します。
- RHSM を使用して ノードを 3scale サブスクリプションに割り当てます。
以下の要件に準拠して、ノードに OpenShift をインストールします。
- サポート対象バージョンの OpenShift を使用する。
- 複数書き込みをサポートするファイルシステムで 永続ストレージ を設定する。
- OpenShift コマンドラインインターフェイス をインストールします。
Subscription Manager を使用して、
rhel-7-server-3scale-amp-2-rpms
リポジトリーへのアクセスを有効にします。sudo subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-3scale-amp-2-rpms
3scale テンプレート
3scale-amp-template
をインストールします。このテンプレートは/opt/amp/templates
に保存されます。sudo yum install 3scale-amp-template
2.2.1. Amazon Simple Storage Service の設定
ローカルファイルシステムストレージで 3scale をデプロイする場合は、本セクションを飛ばして次に進んでください。
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットをストレージとして使用する場合には、3scale を OpenShift にデプロイする前にバケットを設定する必要があります。
3scale 用の Amazon S3 バケットを設定するには、以下の手順を実施します。
以下の最低限のパーミッションで Identity and Access Management (IAM) ポリシーを作成します。
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": "s3:ListAllMyBuckets", "Resource": "arn:aws:s3:::*" }, { "Effect": "Allow", "Action": "s3:*", "Resource": [ "arn:aws:s3:::targetBucketName", "arn:aws:s3:::targetBucketName/*" ] } ] }
以下のルールで CORS 設定を作成します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CORSConfiguration xmlns="http://s3.amazonaws.com/doc/2006-03-01/"> <CORSRule> <AllowedOrigin>https://*</AllowedOrigin> <AllowedMethod>GET</AllowedMethod> </CORSRule> </CORSConfiguration>