2.8.2. 外部データベースモードでのインストール
外部データベースモードでのインストールは、高可用性 (HA) が必須な場合や専用のデータベースを再利用する場合の実稼働環境での使用に適しています。
3scale の外部データベースインストールモードを有効にすると、以下のデータベースがすべて外部化されます。
-
backend-redis
-
system-redis
-
system-database
(mysql
、postgresql
、またはoracle
)
3scale 2.8 以降は、以下のデータベースバージョンとの組み合わせでテストを行いサポートが提供されます。
データベース | バージョン |
---|---|
Redis | 5.0 |
MySQL | 5.7 |
PostgreSQL | 10.6 |
3scale をデプロイするために APIManager カスタムリソース を作成する前に、OpenShift シークレットを使用して以下に示す外部データベースの接続設定を提供する必要があります。
2.8.2.1. バックエンド Redis シークレット
2 つの外部 Redis インスタンスをデプロイし、以下の例に示すように接続設定を入力します。
apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: backend-redis stringData: REDIS_STORAGE_URL: "redis://backend-redis-storage" REDIS_STORAGE_SENTINEL_HOSTS: "redis://sentinel-0.example.com:26379,redis://sentinel-1.example.com:26379, redis://sentinel-2.example.com:26379" REDIS_STORAGE_SENTINEL_ROLE: "master" REDIS_QUEUES_URL: "redis://backend-redis-queues" REDIS_QUEUES_SENTINEL_HOSTS: "redis://sentinel-0.example.com:26379,redis://sentinel-1.example.com:26379, redis://sentinel-2.example.com:26379" REDIS_QUEUES_SENTINEL_ROLE: "master" type: Opaque
シークレット 名は backend-redis
にする必要があります。