2.6. OpenShift 上での 3scale と APIcast の使用
ホスト型 3scale および OpenShift Container Platform におけるオンプレミスインストールでは、API Manager を使用して APIcast を利用できます。両設定で、設定手順は異なります。
本セクションでは、OpenShift で API Manager を使用して APIcast をデプロイする方法を説明します。
2.6.1. 3scale が含まれる既存 OpenShift クラスターでの APIcast テンプレートのデプロイ
3scale OpenShift テンプレートには Embedded APIcast が 2 つデフォルトで含まれています。より多くの API ゲートウェイが必要な場合や、別の APIcast デプロイメントが必要な場合は、追加の APIcast テンプレートを OpenShift クラスターにデプロイすることができます。
追加の API ゲートウェイを OpenShift クラスターにデプロイするには、以下の手順を実施します。
手順
以下の設定で アクセストークン を作成します。
- スコープ: Account Management API
- アクセス権限: 読み取り専用
APIcast クラスターにログインします。
oc login
APIcast が 3scale と通信できるようにするシークレットを作成します。3scale デプロイメントのアクセストークン、テナント名、およびワイルドカードドメインと共に、
create secret
およびapicast-configuration-url-secret
を指定します。oc create secret generic apicast-configuration-url-secret --from-literal=password=https://<ACCESS_TOKEN>@<TENANT_NAME>-admin.<WILDCARD_DOMAIN>
注記TENANT_NAME
は、管理ポータルにアクセスすることのできるルート下の名前です。TENANT_NAME
のデフォルト値は 3scale です。3scale デプロイメントでカスタム値を使用した場合は、ここでもその値を使用する必要があります。--file
オプションでapicast.yml
ファイルを指定して、oc new-app
コマンドを使用して APIcast テンプレートをインポートします。oc new-app --file /opt/amp/templates/apicast.yml
注記ノードおよびエンタイトルメントの設定 で説明するように、最初に APIcast テンプレートをインストールします。