2.11. クラスターマップサイズの調整
デフォルトでは、ceph-osd
デーモンは以前の osdmaps を 500 個キャッシュします。重複排除を使用しても、マップはデーモンごとに大量のメモリーを消費する可能性があります。Ceph 設定でキャッシュサイズを調整すると、メモリー消費が大幅に削減される可能性があります。以下に例を示します。
[ceph: root@host01 /]# ceph config set global osd_map_message_max 10 [ceph: root@host01 /]# ceph config set osd osd_map_cache_size 20 [ceph: root@host01 /]# ceph config set osd osd_map_share_max_epochs 10 [ceph: root@host01 /]# ceph config set osd osd_pg_epoch_persisted_max_stale 10
Red Hat Ceph Storage バージョン 3 以降では、ceph-manager
デーモンが PG クエリーを処理するため、クラスターマップはパフォーマンスに影響しません。