13.7. トラブルシューティング


13.7.1. エクスパレーションのトラブルシューティング

エクスパレーションが機能していないように見受けられる場合、エントリーがエクスパレーションに対してマーク付けされていても削除されていないことが原因である可能性があります。
put() のような複数キャッシュの操作は、ライフスパン値をパラメーターとして渡されます。この値は間隔を定義し、この間隔の後にエントリーが期限切れになります。エビクションが設定されていない状態でライフスパンの間隔が期限切れになると、JBoss Data Grid がエントリーを削除しなかったように見受けられます。例えば、number of entries など JMX の統計を表示する場合、無効の数字が表示されたり、JBoss Data Grid に関連する永続ストアにこのエントリーが依然含まれていることがあります。JBoss Data Grid は背後でこのエントリーを期限切れエントリーとしてマーク付けしても、削除しません。このようなエントリーの削除は、以下の場合の 1 つに該当すると実行されます。
  • 期限切れエントリーに対して get() または containsKey() の使用を試みると、JBoss Data Grid がエントリーを期限切れとして検出し、削除します。
  • エビクション機能を有効にすると、エビクションスレッドが周期的に期限切れエントリーを検出し、パージします。
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