5.4. カスタム VDO 論理ボリュームの作成


論理ボリュームマネージャー (LVM) を使用すると、データストレージに Virtual Data Optimizer (VDO) プールを使用するカスタム LV を作成できます。

前提条件

  • 管理アクセスがある。

手順

  1. VG を表示します。

    # vgs
    
      VG               #PV #LV #SN Attr   VSize   VFree
      VolumeGroupName   1   0   0 wz--n-  28.87g 28.87g
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  2. VDO プールに変換する LV を作成します。

    # lvcreate --name VDOPoolName --size Size VolumeGroupName /DevicePath
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    VDOPoolName は、VDO プールの名前に置き換えます。Size は、VDO プールのサイズに置き換えます。VolumeGroupName は、VG の名前に置き換えます。/DevicePath はデバイスパスに置き換えます。

  3. この LV を VDO プールに変換します。この変換により、VDO プールを使用する新しい VDO LV を作成します。lvcreate によって新しい VDO LV が作成されるため、新しい VDO LV のパラメーターを指定する必要があります。--name|-n を使用して新しい VDO LV の名前を指定し、--virtualsize|-V を使用して新しい VDO LV のサイズを指定します。

    # lvconvert --type vdo-pool --name VDOVolumeName --virtualsize VDOVolumeSize VolumeGroupName/VDOPoolName
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    VDOVolumeName は、VDO ボリュームの名前に置き換えます。VDOVolumeSize は、VDO ボリュームのサイズに置き換えます。VolumeGroupName/VDOPoolName は、VG と VDO プールの名前に置き換えます。

検証

  1. LV が VDO プールに変換されたことを確認します。

    # lvs -o lv_name,vg_name,seg_type
    
      LV                     VG              Type
      VDOPoolName            VolumeGroupName vdo-pool
      VDOVolumeName          VolumeGroupName vdo
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