第8章 LVM レポートのカスタマイズ


LVM は、カスタマイズしたレポートを生成するための幅広い設定オプションとコマンドラインオプションを備えています。出力のソート、単位の指定、選択基準の使用、および lvm.conf ファイルの更新を行って LVM レポートをカスタマイズできます。

8.1. LVM 表示の形式の制御

LVM コマンドの出力は、特定の引数を使用して、pvslvs、および vgs コマンドの表示フィールド、並べ替えオプション、およびフォーマットを制御することでカスタマイズできます。

追加オプションなしで pvslvs、または vgs コマンドを使用すると、デフォルトの並べ替え順序でデフォルトのフィールドセットが表示されます。pvs コマンドのデフォルトフィールドには、物理ボリュームの名前で並べ替えられた次の情報が含まれています。

# pvs
  PV         VG               Fmt     Attr   PSize    PFree
  /dev/vdb1  VolumeGroupName  lvm2    a--    17.14G   17.14G
  /dev/vdb2  VolumeGroupName  lvm2    a--    17.14G   17.09G
  /dev/vdb3  VolumeGroupName  lvm2    a--    17.14G   17.14G
  • PV: 物理ボリューム名。
  • VG: ボリュームグループ名。
  • Fmt: 物理ボリュームのメタデータ形式 (lvm2 または lvm1)。
  • Attr: 物理ボリュームのステータス: (a) - 割り当て可能、または (x) - エクスポート済み。
  • PSize: 物理ボリュームのサイズ。
  • PFree: 物理ボリュームにある残りの空き領域。

    カスタムフィールドの表示

    デフォルトとは異なるフィールドセットを表示するには、-o オプションを使用します。次の例では、物理ボリュームの名前、サイズ、空き容量のみを表示します。

    # pvs -o pv_name,pv_size,pv_free
      PV         PSize  PFree
      /dev/vdb1  17.14G 17.14G
      /dev/vdb2  17.14G 17.09G
      /dev/vdb3  17.14G 17.14G
    LVM 表示の並べ替え

    特定の基準で結果を並べ替えるには、-O オプションを使用します。次の例では、エントリーを物理ボリュームの空き領域で昇順に並べ替えます。

    # pvs -o pv_name,pv_size,pv_free -O pv_free
      PV         PSize  PFree
      /dev/vdb2  17.14G 17.09G
      /dev/vdb1  17.14G 17.14G
      /dev/vdb3  17.14G 17.14G

    結果を降順で並べ替えるには、- 文字とともに -O オプションを使用します。

    # pvs -o pv_name,pv_size,pv_free -O -pv_free
      PV         PSize  PFree
      /dev/vdb1  17.14G 17.14G
      /dev/vdb3  17.14G 17.14G
      /dev/vdb2  17.14G 17.09G
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