9.4. ADCS 証明書を使用したスマートカード認証用の IdM サーバーおよびクライアントの設定


ipa-advise ユーティリティーは、ADCS 統合のための Identity Management (IdM) コンポーネントの設定を自動化します。必要なパッケージをインストールし、Kerberos PKINIT を設定し、CA 証明書を適切なシステムディレクトリーに配置するためのサーバーおよびクライアントスクリプトを生成します。

スマートカード認証用にサーバーとクライアントを設定するには、以下のいずれかのオプションを選択してください。

  • IdM サーバー上で: スマートカード認証用に IdM サーバーを設定するための ipa-advise スクリプトを準備します。
  • IdM サーバー上で、スマートカード認証用に IdM クライアントを設定するための ipa-advise スクリプトを準備します。
  • IdM サーバー上で:AD 証明書を使用して、IdM サーバー上で ipa-advise サーバースクリプトを適用します。
  • クライアントスクリプトを IdM クライアントマシンに移動します。
  • IdM クライアント上で:AD 証明書を使用して、IdM クライアントに ipa-advise クライアントスクリプトを適用します。

前提条件

  • 証明書が IdM サーバーにコピーされている。
  • Kerberos チケットを取得している。
  • 管理者権限を持つユーザーとしてログインしている。

手順

  1. IdM サーバーで、クライアントを設定する ipa-advise スクリプトを使用します。

    [root@idmserver ~]# ipa-advise config-client-for-smart-card-auth > sc_client.sh
  2. IdM サーバーで、サーバーを設定する ipa-advise スクリプトを使用します。

    [root@idmserver ~]# ipa-advise config-server-for-smart-card-auth > sc_server.sh
  3. IdM サーバーで、スクリプトを実行します。

    [root@idmserver ~]# sh -x sc_server.sh adcs-winserver-ca.cer
    • IdM Apache HTTP サーバーを設定します。
    • キー配布センター (KDC) の Kerberos (PKINIT) で、初回認証用の公開鍵暗号化機能を有効にします。
    • スマートカード認可要求を受け入れるように IdM Web UI を設定します。
  4. sc_client.sh スクリプトをクライアントシステムにコピーします。

    [root@idmserver ~]# scp sc_client.sh root@client1.idm.example.com:/root
    Password:
    sc_client.sh                  100%  2857   1.6MB/s   00:00
  5. Windows 証明書をクライアントシステムにコピーします。

    [root@idmserver ~]# scp adcs-winserver-ca.cer root@client1.idm.example.com:/root
    Password:
    adcs-winserver-ca.cer                 100%  1254   952.0KB/s   00:00
  6. クライアントシステムで、クライアントスクリプトを実行します。

    [root@idmclient1 ~]# sh -x sc_client.sh adcs-winserver-ca.cer

    CA 証明書が正しい形式で IdM サーバーおよびクライアントシステムにインストールされます。次のステップは、ユーザー証明書をスマートカード自体にコピーすることです。

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