13.3. AD で証明書マッピングデータの確認
altSecurityIdentities
属性は、IdM の certmapdata
ユーザー属性と同等の Active Directory (AD) です。信頼されている AD ドメインが、ユーザーアカウントにユーザー証明書をマッピングするように設定されている時に IdM で証明書マッピングを設定する場合は、IdM システム管理者が、AD のユーザーエントリーに altSecurityIdentities
属性が正しく設定されていることを確認する必要があります。
前提条件
- ユーザーアカウントにはユーザー管理アクセス権が必要です。
手順
AD に保存されているユーザーの適切な情報が AD に含まれていることを確認するには、
ldapsearch
コマンドを使用します。たとえば、次のコマンドを入力して、以下の条件が適用されるadserver.ad.example.com
サーバーで、チェックします。-
altSecurityIdentities
属性は、ad_user
のユーザーエントリーに設定されます。 matchrule では、以下の条件が適用されるように指定します。
-
ad_user
が AD への認証に使用する証明書がad.example.com
ドメインのAD-ROOT-CA
により発行されている。 -
発行者が
<S>DC=com,DC=example,DC=ad,CN=Users,CN=ad_user
である。
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