第3章 統合 IdM CA を使用したユーザー、ホスト、およびサービスの証明書の管理
この章では、統合 CA、ipa
CA、およびそのサブ CA を使用して、RHEL Identity Management (IdM) で証明書を管理する方法を説明します。
3.1. IdM Web UI でのユーザー、ホスト、またはサービスの新規証明書の要求 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RHEL Identity Management (IdM) Web UI を使用して、統合 IdM 認証局 (CA) から IdM エンティティー (ipa
CA またはそのサブ CA) の新しい証明書を要求するするには、次の手順に従います。
IdM エンティティーには、以下が含まれます。
- ユーザー
- ホスト
- サービス
重要
サービスは通常、秘密鍵の保存先となる専用のサービスノードで実行されます。サービスの秘密鍵を IdM サーバーにコピーすることは、安全ではないとみなされます。したがって、サービスの証明書を要求する場合には、サービスノードで証明書署名要求 (CSR) を作成します。
前提条件
- IdM デプロイメントに統合 CA が含まれている。
- IdM 管理者として IdM Web UI にログインしている。
手順
-
Identity
タブで、Users
、Hosts
、またはServices
のサブタブを選択します。 ユーザー、ホスト、またはサービス名をクリックして、設定ページを開きます。
図3.1 ホストのリスト
-
をクリックします。 - 必要に応じて、発行元の CA およびプロファイル ID を選択します。
-
画面の
certutil
コマンドライン (CLI) ユーティリティーの使用手順に従います。 - をクリックします。