11.3. IdM に保存されているユーザーに対して IdM CLI で証明書マッピングルールを追加する
管理者の認証情報を取得します。
kinit admin
# kinit admin
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow マッピングルールを入力し、マッピングルールの基となっているマッチングルールを入力します。たとえば、提示する証明書内の
Issuer
およびSubject
のエントリーを IdM で検索し、提示された証明書に含まれるこの 2 つのエントリーで見つかった情報に基づいて認証するかどうかを決定し、EXAMPLE.ORG
組織のSmart Card CA
が発行する証明書のみを認識するには、次のコマンドを実行します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow System Security Services Daemon (SSSD) は、証明書マッピングルールを定期的に再読み込みします。新たに作成したルールがすぐに読み込まれるようにする場合は、次のコマンドを実行して SSSD を再起動します。
systemctl restart sssd
# systemctl restart sssd
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
これで、証明書マッピングルールセットが設定され、スマートカードの証明書で検出されたマッピングルールで指定されたデータの種類と、IdM ユーザーエントリーの証明書マッピングデータを比較します。一致するファイルが見つかると、一致するユーザーが認証されます。