10.4. Red Hat High Availability アドオンにより生成される SNMP トラップ


foghorn デーモンは以下のトラップを生成します:
  • fenceNotifyFenceNode
    このトラップは、フェンス済みのノードが別のノードへのフェンスを試行する度に発生します。このトラップは 1 つのノード上(フェンス操作を試みたノード)でのみ生成される点に注意してください。この通知には以下のフィールドが含まれます:
    • fenceNodeName - フェンス済みノードの名前
    • fenceNodeID - フェンス済みノードのノード id
    • fenceResult - フェンス操作の結果(0 は成功、-1 は問題あり、-2 はフェンシングメソッド定義なし)
  • rgmanagerServiceStateChange
    このトラップは、クラスターサービスの状態が変化した時に発生します。この通知には以下のフィールドが含まれます:
    • rgmanagerServiceName - サービスの名前、これにはサービスタイプ(例えば service:foovm:foo)が含まれます。
    • rgmanagerServiceState - サービスの状態。トラップが複雑にならないように、startingstopping などの遷移状態は除きます。
    • rgmanagerServiceFlags - サービスのフラグ。現在、サポートされているフラグは 2 つです。frozenclusvcadm -Z を使用して凍結されているサービスを意味します。partial は、失敗したリソースに non-critical のフラグが付けられ、リソースが失敗してもそのコンポーネントはサービス全体に影響を与えずに手動で再開始できることを示しています。
    • rgmanagerServiceCurrentOwner - サービスのオーナー。サービスが稼働していない場合は、これは (none) になります。
    • rgmanagerServicePreviousOwner - 既知の場合、前回のサービスオーナー。前回のオーナーが不明である場合は、これは (none) を示します。
corosync-nodifyd デーモンは以下のトラップを生成します:
  • corosyncNoticesNodeStatus
    このトラップはノードがクラスターに参加/離脱する時に発生します。通知には以下のフィールドが含まれます:
    • corosyncObjectsNodeName - ノード名
    • corosyncObjectsNodeID - ノード id
    • corosyncObjectsNodeAddress - ノード IP アドレス
    • corosyncObjectsNodeStatus - ノードのステータス (joined 又は left)
  • corosyncNoticesQuorumStatus
    このトラップは quorum の状態が変化した時に発生します。この通知には以下のフィールドが含まれます:
    • corosyncObjectsNodeName - ノード名
    • corosyncObjectsNodeID - ノード id
    • corosyncObjectsQuorumStatus - quorum の新しい状態 (quorate 又は NOT quorate)
  • corosyncNoticesAppStatus
    このトラップはクライアントアプリケーションが Corosync に対して接続/切断した時に発生します。
    • corosyncObjectsNodeName - ノード名
    • corosyncObjectsNodeID - ノード id
    • corosyncObjectsAppName - アプリケーション名
    • corosyncObjectsAppStatus - アプリケーションの新しい状態 (connected 又は disconnected)
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