11.6. CTDB と Samba サービスの起動


クラスターの起動後、「GFS2 の設定」 の説明のとおり、GFS2 ファイルシステムをマウントする必要があります。Samba share ディレクトリのパーミッション及びクラスターノードのユーザーアカウントを、クライアントアクセス用に設定することをお勧めします。
全ノードで次のコマンドを実行して、ctdbd デーモンを起動します。この例では CTDB で CTDB_MANAGES_SAMBA=yes と設定したため、CTDB は全ノードで Samba サービスを起動して、設定済みのすべての Samba 共有をエクスポートします。
[root@clusmb-01 ~]# service ctdb start
CTDB が Samba を起動し、共有をエクスポートし、安定化するには数分かかる場合があります。ctdb status を実行すると、以下のように CTDB のステータスが表示されます。
[root@clusmb-01 ~]# ctdb status
Number of nodes:3
pnn:0 192.168.1.151     OK (THIS NODE)
pnn:1 192.168.1.152     OK
pnn:2 192.168.1.153     OK
Generation:1410259202
Size:3
hash:0 lmaster:0
hash:1 lmaster:1
hash:2 lmaster:2
Recovery mode:NORMAL (0)
Recovery master:0
全ノードが "OK" になっていることを確認したら、「Clustered Samba サーバーの使用」 の説明のとおり、Clustered Samba サーバーを安全に使用することができます。
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