8.4. ファイルシステム
永続メモリーのファイルシステムが原因で、システムの起動が失敗する場合がある
永続メモリーのサイズが大きい場合は、システムの起動に時間がかかります。/etc/fstab
ファイルが、永続メモリーのファイルシステムを設定すると、デバイスが利用可能になる前にシステムがタイムアウトになる場合があります。その後システムの起動プロセスに失敗して、緊急プロンプトが表示されます。
この問題を回避するには、/etc/systemd/system.conf
ファイルの DefaultTimeoutStartSec
の値を大きくします。十分に大きな値 (1200s
など) を使用します。これにより、システムの起動がタイムアウトしなくなります。
(BZ#1666535, BZ#1634341)