5.2. 64 ビット IBM Z サーバーへのインストールプロセスの概要
Red Hat Enterprise Linux の 64 ビットの IBM Z へのインストールは、対話形式または無人モードで行うことが可能です。64 ビットの IBM Z へのインストールは通常、ローカルメディアからではなく、ネットワーク経由で行われるという点で他のアーキテクチャーと異なります。このインストールは、以下の 3 つの段階で設定されます。
インストールの起動
- メインフレームへの接続します。
- ブートパラメーターのカスタマイズ
- インストールプログラムを含むメディアから IPL (initial program load)、つまり起動を実行します。
インストールシステムへの接続
- ローカルマシンから SSH でリモートの 64 ビットの IBM Z システムに接続し、Virtual Network Computing (VNC) を使用してインストールプログラムを起動します。
- RHEL インストールプログラムを使用したインストールの完了