14.5. アシスト付きドライバー更新の実行
この手順では、インストール時に、ドライバーのアシスト付き更新を行う方法を説明します。
前提条件
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インストールプロセスを開始する前に、
OEMDRV
ボリュームラベルのないブロックデバイスをシステムに接続し、ドライバーディスクイメージをこのデバイスにコピーしたか、ドライバー更新の CD または DVD を準備して、システムの CD または DVD ドライブに挿入しました。
CD または DVD に ISO イメージファイルを書き込んだにもかかわらず、OEMDRV
ボリュームラベルがない場合は、引数を追加せずに inst.dd
オプションを使用できます。インストールプログラムは、CD または DVD からドライバーをスキャンして選択するオプションを提供します。このシナリオでは、インストールプログラムから、ドライバー更新用 ISO イメージを選択するように求められません。別のシナリオでは、起動オプション inst.dd=location
で CD または DVD を使用します。これにより、インストールプログラムが、ドライバー更新に CD または DVD を自動的にスキャンできるようになります。詳細は、Performing a manual driver update を参照してください。
手順
- ブートメニューウィンドウで Tab キーを押して、ブートコマンドラインを表示します。
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起動オプション
inst.dd
をコマンドラインに追加し、Enter を押して起動プロセスを実行します。 - メニューから、ローカルディスクパーティション、もしくは CD デバイスまたは DVD デバイスを選択します。インストールプログラムが ISO ファイル、または ドライバー更新 RPM パッケージをスキャンします。
必要に応じて、ドライバー更新 ISO ファイルを選択してください。
注記選択したデバイスまたはパーティション (ドライバー更新 CD または DVD を含む光学ドライブなど) に、ISO イメージファイルではなく、ドライバー更新 RPM パッケージが含まれる場合は、この手順は必要ありません。
必要なドライバーを選択します。
- キーボードの数字キーを使用して、ドライバー選択を切り替えます。
- c を押して、選択したドライバーをインストールします。選択したドライバーが読み込まれ、インストールプロセスが始まります。