26.3. 新機能
-
RHEL Atomic Host 7.4.2 以降では、
/var
をマウントポイントとして設定できます。これにより、/var
を別のパーティションに配置できるため、/var
がいっぱいになった場合に他のマウントポイントがいっぱいになるのを防ぐことができます。詳細と手順は、手動パーティション設定 を参照してください。 -
デフォルトでは、skopeo ツールには TLS 接続が必要になります。暗号化されていない接続を使用しようとすると失敗します。デフォルトを上書きして http レジストリーを使用するには、文字列
<registry>/<image>
の前にhttp:
と付けます。skopeo の使用方法は、skopeo を使用してコンテナーレジストリーを操作する を参照してください。 以前は docker のサブパッケージとして提供されていた oci-umount パッケージは、個別に提供されるようになりました。
oci-umount パッケージは、OCI フックプログラムを提供します。これをフックとして runc JSON データファイルに追加すると、runc は、コンテナープロセスの作成後、コンテナープロセスが実行される前に、
prestart
フラグを使用してアプリケーションを実行します。Docker は、oci-umount が$HOOKSDIR
ディレクトリーにインストールされると、それをコンテナーフックとして runc 設定に追加します。umount するファイルシステムのリストを変更するには、/etc/oci-umount.conf ファイルを編集します。