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42.3. 新機能

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  • Docker がバージョン 1.8.2 にアップグレードされました。

    注目すべき変更は、以下のとおりです。

    • ループバックデバイスをバックエンドストレージオプションとして使用している場合、Docker が警告メッセージを表示するようになりました。
    • docker info コマンドで、クライアントとサーバーの rpm バージョンが表示されるようになりました。
    • デフォルトのマウント伝播は Private ではなく Slave です。これにより、ホスト上でボリューム (バインド) マウントを変更でき、新しいマウントがコンテナー内に表示されます。
    • --add-registry および --block-registry オプションが追加されました。これにより、/etc/sysconfig/dockerdocker.io に加えて、追加のレジストリーを指定できます。
    • リモートリポジトリーのコンテンツを検査し、新しいバージョンを確認できるようになりました。この機能は、Atomic コマンドラインツールの atomic verify コマンドで実装されます。
  • flannel がバージョン 0.5.3 にアップグレードされました。

    注目すべき変更は、以下のとおりです。

    • flannel のネットワーク接頭辞が coreos.com/network から atomic.io/network に変更されました。
    • 最初の ping パケットが失われたときの flannel の動作が修正されました。
    • flanneld.service は、ネットワークの準備が整った後に起動するようになりました。
  • Cockpit がバージョン 0.77 にリベースされました。

    注目すべき変更は、以下のとおりです。

    • サーバーをダッシュボードに追加するときに、Cockpit にサポートされるホスト数の制限が表示されるようになりました。
    • URL がブックマークしやすいクリーンなものになりました。
    • 基本的な SSH キー認証機能が含まれています。
    • マルチパスストレージとの基本的なやり取りが修正されました。
    • パスワード認証ができない場合、Cockpit は情報メッセージを表示します。
    • コックピットの埋め込み時に認証が機能するようになりました。
  • systemd ソケットのアクティベーションが削除されました。

    セキュリティー上の理由から、以前のバージョンの Docker でサポートされていた systemd ソケットのアクティベーションが削除されました。現在、非特権ユーザーとして Docker デーモンと通信するためのメカニズムとして Docker グループを使用することは推奨されません。代わりに、このタイプのアクセスには sudo を設定してください。アップグレード後に Docker デーモンが実行されていない場合は、/etc/sysconfig/docker.rpmnew ファイルを作成し、それにローカルのカスタマイズを追加して、/etc/sysconfig/docker をそのファイルで置き換えます。さらに、/etc/sysconfig/docker から -H fd:// 行を削除します (存在する場合)。

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