33.3. 新機能
etcd3 パッケージが非推奨になりました。
etcd3 パッケージおよび Red Hat Enterprise Linux Atomic etcd3 コンテナーイメージは非推奨となり、Red Hat Enterprise Linux 7 Extras チャンネルでは利用できなくなりました。etcd3 コンポーネントをインストールしているユーザーは、同じ機能を提供し、etcd3 との下位互換性がある etcd バージョン 3.0.15 以降に更新できます。
cockpit がバージョン 126 にリベースされました。
主な変更点は以下のとおりです。
- コンテナーに関するセキュリティースキャン情報を表示します。
- RHEL Atomic Host で OSTree 署名を表示します。
- ログイン時に、ユーザーが自分のパスワードをキャッシュして再利用するかどうかを選択できます。
- ネットワークインターフェイスでアクティブなデバイスの名前を変更できます。
- ネットワーク接続確認時の表示がより明確になりました。
- ネットワーク変更時のロールバックの時間が長くなりました。
- "remotectl" コマンドで、証明書と鍵ファイルを結合できるようになりました。
- ドメイン参加操作を適切にキャンセルできるようになりました。
- gss-proxy が使用されている場合でも、Kerberos 認証が機能するようになりました。
- プロキシー使用時に、X-Forwarded-Proto HTTP ヘッダーがサポートされます。
- ストレージインターフェイスでサイズがゼロのブロックデバイスが無視されます。
- デバイスの論理ボリュームとパーティションをインラインで展開します。
- 読み取り専用のブロックデバイスのフォーマットが提供されなくなりました。
- LUKS デバイス用に保存されたパスフレーズを適切に使用します。
- システムのシャットダウンを日付でスケジュールできます。
- Accounts ページでユーザーセッションが適切に終了します。
- 古い Internet Explorer ブラウザーのログイン画面のリグレッションを修正しました。