41.3. 新機能
v1beta3 API が kubernetes でサポートされなくなりました。
設定ファイルでの v1beta3 の使用はサポートされなくなりました。kubectl コマンドで v1beta3 スタイルのオブジェクトを作成すると、次のエラーで失敗します。
error validating data: the server could not find the requested resource; if you choose to ignore these errors, turn validation off with --validate=false
--validate=false オプションを使用すると、オブジェクトが作成されますが、そのオブジェクトは代わりに v1 オブジェクトとして表示されます。
個別の cockpit-docker サブパッケージが提供されるようになりました。
以前は、Cockpit Docker サポートは cockpit-shell サブパッケージに同梱されていました。現在は、cockpit-docker サブパッケージを Red Hat Enterprise Linux に個別にインストールすることができ、このサブパッケージは RHEL Atomic Host で利用可能な OSTree に含まれています。
Cockpit がバージョン 0.93 にリベースされました。
主な変更点は以下のとおりです。
- ソース RPM に含まれるコンポーネントのライセンスが配布されます。
- Cockpit の TLS 証明書が再設計されました。
- Cockpit がマルチパスディスクに対して multipathd をアクティブ化できるようになりました。
- OSTree のアップグレードとロールバック用のユーザーインターフェイスが追加されました。
- OAuth ログインのサポートが追加されました。
- ユーザーインターフェイスに SOS レポートが追加されました。
- Tuned 電源管理ツールのサポートが追加されました。