37.3. 新機能
コンテナー化されたコア Kubernetes マスターサービスが 7.3 リリースで登場します。
Red Hat Enterprise Linux Atomic Host ビルドは、7.3 リリース以降、サイズがさらに最適化され、Kubernetes バージョン管理の柔軟性が向上します。コア Kubernetes マスターサービス (kube-apiserver、kube-controller-manager、および kube-scheduler) は、Atomic Host の起動後にコンテナーとしてインストールされます。コンテナー化された Kubernetes への移行手順は こちら から入手できます。ユーザーは事前にこれを準備する必要があります。
Cockpit がバージョン 0.114 にリベースされました。
主な変更点は以下のとおりです。
- cockpit-bridge のプロトコルと Cockpit の JavaScript API が安定化しました。JavaScript API に対して記述されたプラグインは、この時点から変更されることはありません。
- Red Hat サブスクリプションでアクティベーションキーと組織を指定できるようになりました。
- SSH ホストキーがシステムページに表示されるようになりました。
- パフォーマンスプロファイルをクリアする際に、tuned が正常に無効化されるようになりました。
- 改善されたパスワードスコアエラーメッセージが表示されるようになりました。
- 誤った Docker 依存関係が Cockpit パッケージから削除されました。
- イーサネット最大伝送単位 (MTU) のネットワーク設定が利用可能になりました。
- "active-backup" モードが、新しいネットワークボンディングのデフォルトとして使用されるようになりました。
- NM_CONTROLLED=no が設定されているネットワークインターフェイスは表示されなくなりました。
不明または管理対象外のインターフェイスのネットワークオン/オフスイッチが無効になりました。
パッケージには、その他の多数のバグ修正と管理インターフェイスの改善も含まれています。