10.3. パスワードに認証情報ストアを使用
mail
サブシステムでクリアテキストのパスワードを提供する他に、認証情報ストアを使用してパスワードを提供することもできます。elytron
サブシステムを使用すると、認証情報ストアを作成してパスワードをセキュアに保存し、JBoss EAP 全体でパスワードを使用することができます。認証情報ストアの作成および使用に関する詳細は、How to Configure Server Security のCredential Storeを参照してください。
管理 CLI を使用した認証情報ストアの使用
/subsystem=mail/mail-session=mySession/server=smtp:add(outbound-socket-binding-ref=my-smtp-binding, username=user, credential-reference={store=exampleCS, alias=mail-session-pw}, tls=true)
注記
以下は、クリアテキストパスワードを使用する credential-reference
属性を指定する方法の例になります。
credential-reference={clear-text="MASK-Ewcyuqd/nP9;A1B2C3D4;351"}
管理コンソールを使用した認証情報ストアの使用
- 管理コンソールにアクセスします。詳細は 管理コンソール を参照してください。
-
Configuration
Subsystems Mail と選択します。 - 該当するメールセッションを選択し、表示 をクリックします。
- Server を選択し、該当するメールセッションサーバーを選択します。Credential Reference タブで認証情報リファレンスを設定でき、 Attributes タブでその他の属性を編集できます。