17.5. サーブレットコンテナーの設定
サーブレットコンテナーは、すべてのサーブレット、 JSP、およびソケット関連の設定 (セッションに関連する設定を含む) を提供します。ほとんどのサーバーにはサーブレットコンテナーが 1 つだけ必要ですが、servlet-container
要素を追加すると複数のサーブレットコンテナーを設定することができます。サーブレットコンテナーが複数設定されていると、複数のデプロイメントを異なる仮想ホストの同じコンテキストパスにデプロイできるなど、一部の動作を有効にすることができます。
サーブレットコンテナーによって提供される設定の多くは、デプロイされたアプリケーションが web.xml
ファイルを使用して個別にオーバーライドできます。
JBoss EAP はデフォルトでサーブレットコンテナーを提供します。
デフォルトの Undertow サブシステムの設定
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:undertow:10.0"> <buffer-cache name="default"/> <server name="default-server"> ... </server> <servlet-container name="default"> <jsp-config/> <websockets/> </servlet-container> ... </subsystem>
以下の例は、管理 CLI を使用してサーブレットコンテナーを設定する方法を示しています。管理コンソールを使用してサーブレットコンテナーを設定する場合は、Configuration
既存のサーブレットコンテナーの更新
既存のサーブレットコンテナーを更新するには、以下を指定します。
/subsystem=undertow/servlet-container=default:write-attribute(name=ignore-flush,value=true)
reload
新規サーブレットコンテナーの作成
新規のサーブレットコンテナーを作成するには、以下を指定します。
/subsystem=undertow/servlet-container=new-servlet-container:add
reload
サーブレットコンテナーの削除
サーブレットコンテナーを削除するには、以下を指定します。
/subsystem=undertow/servlet-container=new-servlet-container:remove
reload
サーブレットコンテナーの設定に使用できる属性の完全リストは、Undertow サブシステムの属性 の項を参照してください。