A.25. リソースアダプターの属性
以下の表はリソースアダプターの属性を示しています。
これらの表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/wildfly-resource-adapters_5_0.xsd
のスキーマ定義ファイルで確認してください。
属性 | 説明 |
---|---|
archive | リソースアダプターアーカイブ。 |
beanvalidationgroups | 使用する必要がある Bean バリデーショングループ。 |
bootstrap-context | 使用する必要があるブートストラップコンテキストの一意な名前。 |
config-properties | カスタム定義の設定プロパティー。 |
module | リソースアダプターがロードされるモジュール。 |
statistics-enabled | ランタイム統計が有効になっているかどうか。 |
transaction-support |
リソースアダプターのトランザクションサポートレベル。有効な値は |
wm-elytron-security-domain | 使用される必要がある Elytron セキュリティードメインの名前を定義します |
wm-security |
このリソースアダプターの |
wm-security-default-groups |
使用された |
wm-security-default-principal |
使用された |
wm-security-domain | 使用する必要のあるセキュリティードメインの名前。 |
wm-security-mapping-groups | グループマッピングのリスト。 |
wm-security-mapping-required | セキュリティー認証情報にマッピングが必要であるかどうかを定義します。 |
wm-security-mapping-users | ユーザーマッピングのリスト。 |
リソースアダプターが bootstrap-context
とともに、elytron-enabled
が true
に設定されているワークマネージャーを使用している場合、セキュリティードメインの仕様に wm-security-domain
属性ではなく wm-elytron-security-domain
属性を使用する必要があります。
属性 | 説明 |
---|---|
class-name | 管理オブジェクトの完全修飾クラス名。 |
enabled | 管理オブジェクトを有効にする必要があるかを指定します。 |
jndi-name | 管理オブジェクトの JNDI 名。 |
use-java-context | false に設定するとオブジェクトがグローバル JNDI にバインドされます。 |
属性 | 説明 |
---|---|
allocation-retry | 接続の割り当てを再試行する回数を示します。 この回数を超えると例外が発生します。 |
allocation-retry-wait-millis | 接続の割り当てを再試行する間隔 (ミリ秒単位)。 |
authentication-context |
プールの接続を区別するために使用される |
authentication-context-and-application |
プール内の接続を区別するために、 |
background-validation | 接続をバックグラウンドで検証するか、使用前に検証するかを指定します。値の変更後にサーバーを再起動する必要があります。 |
background-validation-millis | バックグラウンド検証を実行する期間 (ミリ秒単位)。値の変更後にサーバーを再起動する必要があります。 |
blocking-timeout-wait-millis | 例外が発生する前に接続を待機している間にブロックする最大時間 (ミリ秒単位)。この時間を超過すると、例外が発生します。 これは、接続のロックを待っている間のみブロックし、新規接続の作成に長時間要している場合は例外は発生しません。 |
capacity-decrementer-class | プールの接続をデクリメントするポリシーを定義するクラス。 |
capacity-decrementer-properties | プールの接続をデクリメントするポリシーを定義するクラスにインジェクトするプロパティー。 |
capacity-incrementer-class | プールの接続をインクリメントするポリシーを定義するクラス。 |
capacity-incrementer-properties | プールの接続をインクリメントするポリシーを定義するクラスにインジェクトするプロパティー。 |
class-name | 管理された接続ファクトリーまたは管理オブジェクトの完全修飾クラス名。 |
connectable | CMR の使用を有効にします。この機能により、ローカルリソースが信頼して XA トランザクションに参加できます。 |
elytron-enabled |
接続の認証の処理に Elytron セキュリティーを有効にします。指定されたコンテキストがない場合、使用される Elytron の |
enabled | リソースアダプターを有効にするべきかどうかを指定します。 |
enlistment | リソースアダプターによってサポートされる場合に lazy enlistment (レイジーエンリストメント) が使用されるべきであるかどうかを指定します。 |
enlistment-trace |
JBoss EAP または IronJacamar がエンリストメントトレースを記録すべきかどうかを指定します。デフォルトは |
flush-strategy | エラーの場合にプールをフラッシュする方法を指定します。有効な値は以下のとおりです。
|
idle-timeout-minutes |
接続が閉じられるまでのアイドル最大時間 (分単位) を指定します。実際の最大時間は、 |
initial-pool-size | プールが保持する最初の接続数。 |
interleaving | XA 接続のインターリービングを有効にするかどうかを指定します。 |
jndi-name | 接続ファクトリーの JNDI 名。 |
max-pool-size | プールの最大接続数。各サブプールではこの値を超える接続は作成されません。 |
mcp |
|
min-pool-size | プールの最小接続数。 |
no-recovery | 接続プールがリカバリーから除外されるべきであるかどうかを指定します。 |
no-tx-separate-pool | Oracle では、XA 接続を JTA トランザクションの内部と外部の両方で使用することが推奨されません。この問題を回避するには、異なるコンテキストに個別のサブプールを作成します。 |
pad-xid | Xid のパディングを行うべきかどうかを指定します。 |
pool-fair | プールの使用が公正であるべきかどうかを指定します。 |
pool-prefill | プールをプレフィルすべきかどうかを指定します。値の変更後にサーバーを再起動する必要があります。 |
pool-use-strict-min |
|
recovery-authentication-context |
リカバリーに使用される Elytron 認証コンテキスト。 |
recovery-credential-reference | 接続のリカバリーで認証される、認証情報ストアからの認証情報。 |
recovery-elytron-enabled |
Elytron 認証コンテキストがリカバリーに使用されることを示します。デフォルトは |
recovery-password | リカバリーに使用されるパスワード。 |
recovery-plugin-class-name | リカバリープラグイン実装の完全修飾クラス名。 |
recovery-plugin-properties | リカバリープラグインのプロパティー。 |
recovery-security-domain | リカバリーに使用されるセキュリティードメイン。 |
recovery-username | リカバリーに使用されるユーザー名。 |
same-rm-override |
|
security-application |
プール内の接続を区別するために、アプリケーションにより提供されたパラメーター ( |
security-domain |
プール内の接続を区別するために使用される |
security-domain-and-application |
プール内の接続を区別するために、 |
sharable | 共有可能な接続の使用を有効にします。 サポートされる場合はレイジーアソシエーションが有効になります。 |
tracking | IronJacamar がトランザクション境界にまたがって接続ハンドルを追跡するかどうかを指定します。 |
use-ccm | キャッシュされた接続マネージャーの使用を有効にします。 |
use-fast-fail |
|
use-java-context |
|
validate-on-match | 接続ファクトリーが管理された接続への一致を試みたときに接続の検証を実行すべきかどうかを指定します。通常、バックグラウンド検証の使用のみに限定されます。 |
wrap-xa-resource |
|
xa-resource-timeout |
値は |