17.3. バッファープールの設定


JBoss EAP でバッファープールを設定して、プールされた NIO バッファーインスタンスを管理できます。これは、アプリケーションのパフォーマンスにおいて重要な役割を果たします。既存のバッファープールを更新して新しいバッファープールを作成したり、システム効率を最適化するために必要なくなったバッファープールを削除したりできます。

注記

IO バッファープールは非推奨となっていますが、現行リリースではデフォルト設定のままです。バッファープールはプールされた NIO バッファーインスタンスです。バッファーサイズを変更すると、アプリケーションのパフォーマンスに大きく影響します。通常、ほとんどのサーバーでは 16k が理想のバッファーサイズになります。詳細は、JBoss EAP の 設定ガイドバイトバッファープールの設定 を参照してください。詳細は、Add lightweight global buffer pool API; deprecate heavier API を参照してください。以前のバッファープール API の非推奨化と、Undertow サブシステムバッファープールへの置き換を説明しています。

前提条件

  • JBoss EAP が実行している。

手順

  1. 以下のコマンドを使用して、既存のバッファープールを更新します。

    /subsystem=io/buffer-pool=default:write-attribute(name=direct-buffers,value=true)
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  2. 以下のコマンドを使用して、サーバーをリロードし、変更を適用します。

    reload
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. 以下のコマンドを使用して、新しいバッファープールを作成します。

    /subsystem=io/buffer-pool=newBuffer:add
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  4. 必要に応じて、以下のコマンドを使用して、バッファープールを削除できます。

    /subsystem=io/buffer-pool=newBuffer:remove
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  5. 以下のコマンドを使用して、サーバーをリロードし、変更を適用します。

    reload
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat